紫波町では町民待望の図書館づくりが始まっています。

設計から、本が棚に入るまで、どうやって図書館ができるのか?そのプロセスを町の皆さんと一緒に追っていきたい!

そんな思いから、図書館ができるまでの記録を司書の日々から綴っていくことにしました。
図書館を一からつくるという一生に一度あるかないかの経験。

初めてなのは町の皆さんと同じです。 そこに立ち会える幸せを感じながら、最善の道を模索して悩みながら進んでいます。
紫波町の誰もが困ったとき、悲しいとき、楽しいとき、それ以外の何でもないときにも

「図書館に行こう!」と自然に足が向くような、頼れる存在になれますように。



2012年3月8日木曜日

図書館準備室の秘密兵器

みなさん、こんにちは。ノスケです。



現在、図書館準備室には7名の職員がおります。

今回は、その職員全員が、日々の業務の中で使用している、

ある秘密兵器の秘密(?)をコッソリご紹介します。







そのある秘密兵器というのがこちら、ハンドスキャナーです。


ちなみに、正式名称を「リニアイメージャー」と言います。







使用する者の手によく馴染み、見た目よりも非常に軽いこのスキャナー。

唯一設置されたボタン部分、トリガーを引いたその瞬間、

大きく開いた先端部分より発せられた赤い光線は、

的確にその先にあるバーコードを捕らえます。




ピッ!




小気味好い音と共に、捕らえたバーコードの情報を瞬時に読み取り、

コンピューターへ的確に伝達するのが、このスキャナーの機能です。



拳銃にも似たこのスキャナーを手にする職員の姿は、

小説、『図書館戦争』(有川浩 著/アスキー・メディアワークス)内に登場する、

図書館を守るライブラリー・タスクフォースに見えないことも…ない? (`^´)



われわれ紫波町ライブラリー・タスクフォース(?)は、今日もスキャナーをその手に握りしめ、

押し寄せる本の波(バーコード)を狙い撃ちます。 


ピッ!


ノスケは“トリガー”という言葉の響きがダイスキデス (*´ェ`*)