紫波町では町民待望の図書館づくりが始まっています。

設計から、本が棚に入るまで、どうやって図書館ができるのか?そのプロセスを町の皆さんと一緒に追っていきたい!

そんな思いから、図書館ができるまでの記録を司書の日々から綴っていくことにしました。
図書館を一からつくるという一生に一度あるかないかの経験。

初めてなのは町の皆さんと同じです。 そこに立ち会える幸せを感じながら、最善の道を模索して悩みながら進んでいます。
紫波町の誰もが困ったとき、悲しいとき、楽しいとき、それ以外の何でもないときにも

「図書館に行こう!」と自然に足が向くような、頼れる存在になれますように。



2010年9月18日土曜日

本を装備する その1



図書館の本についていて、本屋さんの本についていないもの。
それは何でしょう?

おもに3つあります。
①背ラベル
②バーコードラベル
③透明なフィルムコート

この写真は②です。

上の方には「紫波町図書館」の文字、下の方には
10桁の数字を表す番号とバーコード。

将来の最大の所蔵数や使いやすさを考え、10桁にしました。
上の方のフォントと色は
「オガール地区デザインガイドライン」にそってできるだけ
すべてのデザインが統一された後でも違和感がないものに。

ちなみにこの緑色の名前は「千載緑」。

千載=1千年にもわたる長い年月、
紫波町のこの豊かな緑が続きますように・・・と願いをこめてみました。