紫波町では町民待望の図書館づくりが始まっています。

設計から、本が棚に入るまで、どうやって図書館ができるのか?そのプロセスを町の皆さんと一緒に追っていきたい!

そんな思いから、図書館ができるまでの記録を司書の日々から綴っていくことにしました。
図書館を一からつくるという一生に一度あるかないかの経験。

初めてなのは町の皆さんと同じです。 そこに立ち会える幸せを感じながら、最善の道を模索して悩みながら進んでいます。
紫波町の誰もが困ったとき、悲しいとき、楽しいとき、それ以外の何でもないときにも

「図書館に行こう!」と自然に足が向くような、頼れる存在になれますように。



2010年8月5日木曜日

胡堂文庫の整理

                     胡堂文庫の本を整理

昭和38年に、銭形平次で有名な作家、名誉町民の野村胡堂が
基金を贈ったことからスタートした胡堂文庫。
町の唯一の図書室としてがんばってきました。
その中から新しい図書館へ持っていくものの選別をしています。
小さいとはいえ、4万7千冊以上。
胡堂文庫の思い出の本たちから
お別れする資料を選ぶのは、つらい作業です。
一冊一冊見て選別するので、時間がかかります。